個別指導WAM
STEMON
2025/08/03
【教育とアート思考】「美意識」の必要性について考える夏の1日
中学生とは思えない表現力に驚きと感動
こんにちは。個別指導Wam浜松校です。
先日、教室近くの《クリエート浜松》さんへ行ってきました。
目的は——生徒さんの作品鑑賞です🎨
また一人、生徒さんのアート作品が入賞し、展示されていると聞いて、どうしてもこの目で見たくて足を運びました。
展示されていたのは、どの作品も素晴らしいものばかり。
「なんでこんなに上手に描けるんだろう?」
と、感嘆の声が漏れてしまうほどの完成度でした。
表現の豊かさ、色づかい、構図。
一つひとつに、その子の感性やこだわりや想いが反映されていて、ただただ鳥肌、感動。

教育に「アート」が必要な理由とは?
こうした「アート」に触れたとき、私はいつも思い出す本があります。
📘 山口周 著(2017)
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)
この本では、現代社会において重要な3つの力が紹介されています。
🔹 アート(直感・創造・美意識)
🔹 サイエンス(論理・数値・検証)
🔹 クラフト(経験・技術・実行力)
これらがバランスよく組み合わさることで、革新や進歩が生まれる。
Appleのスティーブ・ジョブズが「音楽・電話・インターネットを1つに」と描いたiPhoneの発想も、まさにアート的な直感の産物です。

しかし「アート=美意識」は軽視されがち
「サイエンス」や「クラフト」は数字や成果として示しやすく、
会議やプレゼンでの説明責任にも応えやすい。
その一方で「アート」は、
- 「なんとなく良いと思う」
- 「直感的にこっちがしっくりくる」
といった“説明できないけど大事なもの”。
成果や結果を求められる現代社会では、軽視されがちなのです。
それでも、これからの時代にこそアートが必要
AIが知識や情報処理を担う時代に、
私たち人間に求められるのは、
- 想像する
- 共感する
- 表現する
といった「人間らしさ」。
哲学や歴史、美術や音楽といった“教養”は、
社会のリーダーにこそ求められる「人間の本質を知る力」でもあります。
AI時代の“優れた人間”とは、
人間らしさを大切にできる人なのかもしれません。
成長に必要なのは「知識」+「表現力」
子どもたちが未来を切り拓くために必要なのは、
単なる知識ではありません。
- 楽しい、美しいと感じる心
- 助け合いたいという気持ち
- 周りを幸せにするための創造力
そしてそれを、**言葉や行動で「伝えられる力」**です。
『4Dチェス』の視点で子どもの未来を見守ろう
最近耳にすることが増えた「4Dチェス」という言葉。
目先の勝敗ではなく、遠くを見据えた戦略や思考のことを指します。
「なんの役に立つの?」と思えるような体験も、
いつか必ず“布石”となり、大きな実を結ぶときが来ます。
子どもたちの未来も、きっとそう。
夏休みの今だからこそ、
色々な体験を重ねて「学びの土台」を広げていってほしいと願っています。
Wam浜松校では、「生きる力」も育てています
私たちは、学力の向上だけではなく、
“人としての土台を育む教育”を目指しています。
アートのように、見えにくくても大切な力——
それを育てるための場所でありたいと、日々生徒と向き合っています。
📩体験授業・ご相談はいつでも受付中!
学びのスタートに迷われている方も、
お気軽にお問い合わせください🌿
📍教室情報
個別指導Wam浜松校
〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町226-6 丸八平野ビル2階東
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平日 16:00〜21:30
土曜 13:00〜19:00
🌻 夏休み期間中:平日 9:00〜利用可
📅 休校日:日曜日
🛑 お盆休み:8/9(土)〜8/17(日)※予定
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