個別指導WAM
お便り
2025/10/05
卒業生ストーリーI君の場合②:叱ってくれるのは愛だ

前回、高3のゴールデンウィークに旅行に出かけたI君のお話をしました。
そんな彼にも、ついに変化の時が訪れます。
夏からの危機感
そんな彼も夏から危機感を感じ始めました。
夏期講習もここぞとびっちり入れて、『さぁ!!』という時に。
まさかのコロナ?インフル?
2週間以上咳が止まらず、授業も振替、振替。
計画がどんどん遅れていく日々でした。
夏休み後半からの追い込み
そんな夏休みも後半から追い込みが始まりました。
模試もしっかり受け、段々と自覚が芽生えてきた秋冬。
遅いですが、それでも変化は確実に訪れていました。
I君の変化
・ 体調管理に人一倍気を遣うようになった
・ 学校を休んででもWAMには毎日来た
・ WAMで自習し、河合塾へ他科目の講義を受けに行く
・ またWAMに授業を受けに戻ってくる
そんな日々を送りました。
厳しい指導の日々
とは言えこれまでの蓄積分、勉強量と実力は相当切羽詰まっていたので。
担当講師にも相当叱られていましたし、私もつい顔を見るたび口うるさく。
・ 「どこまでやった?」
・ 「単語テストしよう!」
このような声かけを繰り返していました。
「叱ってくれるのは愛だ」
昨日改めて話してくれたのは、「【叱ってくれるのは愛だ】と思っていた」ということ。
愛がなかったらこんなに親身に考え、ましてや叱ることなんてできません。
なんやかんや3年間の長いお付き合い。
ちゃんと正しく私たちの気持ちを受け取ってくれていたんですね。
とっても嬉しくてうるっとしました。
I君の素晴らしい資質
そして、叱られてもこのポジティブな受け取り方ができるところが、I君の良いところです。
どんなに叱られても、不貞腐れることは一度もなく、前に進んでくれました。
これには、お母様の寛大な育て方が与えてくださった愛を感じます。
ポジティブな受け止め方の力
・ 叱られても前向きに捉える
・ 批判を成長の糧にする
・ 感情的にならず冷静に受け止める
・ 信頼関係があるから素直に受け入れられる
やり抜いたことが自信に
もう一つ、I君が話してくれた大切なこと。
【やり抜いたことがすごく自信になった】ということ。
「最後自分でも悔いなくやり切れたから、どんな結果だったとしても後悔しなかった」
「この経験が、今すごく自信になっている」
と話してくれました。
やり抜く力がもたらすもの
・ 結果に関わらず得られる達成感
・ 自分を信じる力
・ 困難に立ち向かう勇気
・ 次の挑戦への糧
・ 人生の財産となる経験
気持ちの良い再会
はぁ。
昨日は、彼のおかげでとっても気持ちの良い時間を過ごすことができました。
3年間の苦労が報われた瞬間でした。
教育における「叱る」ことの意味
「叱る」というのは、実は非常に難しい行為です。
効果的な叱り方
・ 愛情を持って叱る
・ 人格ではなく行動を指摘する
・ なぜ叱っているのか理由を伝える
・ 改善のための具体的な方法を示す
・ 信頼関係があることが前提
避けるべき叱り方
・ 感情的に怒る
・ 人格を否定する
・ 比較して貶める
・ 一方的に責める
・ 改善策を示さない
保護者の方へのメッセージ
I君のお母様のように、寛大で愛情深い育て方が、子どもの前向きな姿勢を育てます。
家庭でできること
・ 子どもを信じて見守る
・ 失敗を責めすぎない
・ 努力のプロセスを認める
・ 塾との信頼関係を築く
・ 長期的な視点を持つ
まとめ:そしてI君の現在へ
やり抜いた経験が大きな自信になったI君。
では、その後彼はどのような大学生活を送っているのでしょうか。
次回最終話「努力は、ちゃんと未来を変える」をお楽しみに。
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LINE:@093ysbpe
対象
小学生〜高校生
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随時受付中
愛情を持って真剣に向き合い、時には厳しく、時には優しく、生徒の成長を支えます。
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